Nscとは?吉本養成所の学費や倍率・出身芸人の実態を徹底解剖
NSCを語る上で欠かせないのが「東京校」と「大阪校」のカルチャーの違いです。同じ吉本興業の養成所でありながら、育つ芸風やカリキュラムの空気感には明確な特色があります。
1. 大阪校:泥臭い劇場の伝統と「漫才至上主義」
大阪校は、なんばグランド花月や「よしもと漫才劇場」といった関西の強固な演芸基盤と直結しています。受講生の多くが幼少期から関西のお笑い文化に触れて育っており、テンポや間、ボケとツッコミの基本構造に対する要求水準が極めて高いのが特徴です。漫才の掛け合いや舞台度胸を鍛え上げる環境が整っており、伝統的なしゃべくり漫才や泥臭いキャラクター芸人が数多く誕生しています。
2. 東京校:多様なバックボーンと「コント・メディア特化」
1995年にスタートした東京校は、全国から多種多様な経歴を持つ人材が集まる坩堝です。地方出身者や大学お笑いサークル出身者、社会人経験者なども多く在籍しています。ヨシモト∞ホールや神保町よしもと漫才劇場を主戦場とし、独自の世界観を持つコントや、テレビの企画・YouTube・TikTok等のSNSで映えるキャラクターメイキングに強い傾向があります。シソンヌやチョコレートプラネット、空気階段といったキングオブコント王者を多数輩出している点も東京校の強みを物語っています。