平成天皇崩御の噂は本当?上皇さまの現在と退位の真相を徹底解説
現在の上皇さまの生活環境や健康状態は、どのような実態にあるのでしょうか。宮内庁が定期的に公表している広報資料および皇室担当記者の取材データから、その実像に迫ります。
上皇ご夫妻は現在、赤坂御用地内にある「仙洞御所」にお住まいです。かつて皇太子時代を過ごされた旧東宮御所を改修した施設であり、高輪の仮仙洞御所を経て2022年4月に移転を完了されました。
宮内庁の発表によると、上皇さまの毎日は極めて規則正しく保たれています。早朝に起床され、上皇后美智子さまとともに御用地内を約15分から20分ほど散策されるのが長年の日課です。季節の花々や野鳥を観察され、朝食後には新聞各紙に目を通し、当日の報道や国際情勢について美智子さまと意見を交わされる時間を大切にされています。
また、ライフワークである魚類分類学の研究も継続されています。皇居内の生物学研究所には定期的に足を運ばれ、長年取り組まれているハゼ類の新種同定や系統解析に関する論文執筆、標本の検視に今なお情熱を注がれています。研究者としての活動姿勢は90代を迎えられた現在も一切揺らいでいません。
ご健康面においては、過去に前立腺がんの手術(2003年)や冠動脈バイパス手術(2012年)を受けられ、2022年には右心不全の診断を受けられた経緯があります。しかし、宮内庁皇室医務主管を中心とする医療チームの適切な投薬治療と水分制限、運動量のきめ細かなコントロールにより、状態は早期に改善し、現在は安定した小康状態を保たれています。年齢相応の筋力低下や物忘れの兆候が見られることは自然な加齢現象として公表されていますが、生命に直結する重篤な疾患を抱えられているわけではありません。