平次の告白アニメは何話?未遂の歴史と100万ドルの五稜星の結末を徹底解説
2024年に公開され社会現象となった『100万ドルの五稜星』のクライマックスでは、ファン待望の瞬間が訪れました。函館山展望台、きらめく「100万ドルの夜景」を眼下に収めながら、平次は和葉の肩を抱き寄せ、積年の想いをストレートな言葉で吐露します。
「好きなんや、和葉!工藤なんか比べもんにならんくらい、お前のことが好きなんや!」――まさに新一への対抗心をエネルギーに変え、これ以上ない熱量で紡がれた名セリフでした。劇場の照明と演出も相まって「ついに結ばれた」と確信した観客も少なくありませんでした。
しかし、エンディング直後に明かされた真相は無情なものでした。平次たちの頭上を飛んでいた大岡紅葉のヘリコプターから、執事の伊織無我が告白阻止のために投下したスタングレネード(閃光音響弾)が直前で大爆発。凄まじい轟音によって和葉の耳は一時的な難聴状態に陥っており、平次の渾身の告白は「1ミリも聞こえていなかった」のです。
和葉が返したのは「え?なんか言うた?」という無邪気な問いかけのみ。呆然と脱力する平次の姿とともに、映画での告白は見事な「未遂」として幕を閉じました。映画単体で二人の関係を完結させず、原作の根幹設定を崩さない青山剛昌先生監修ならではの絶妙な落としどころでした。