前澤友作の総資産は今いくら?カブアンド評判と宇宙旅行中止の真相【徹底解説】
前澤氏のキャリアを振り返る上で外せないのが、起業家としての卓越したマーケティング嗅覚です。インディーズバンドのドラマーから輸入レコードの通信販売を始め、1998年に有限会社スタート・トゥデイ(後のZOZO)を設立。アパレル業界の「ネットで服は売れない」という常識を覆して東証一部上場企業へと育て上げました。
退任後の2019年から展開した「総額1億円のお年玉(お金配り)」は、日本のSNSマーケティング史における最大の事件でした。1人100万円を100名に配る企画はリツイート数の世界記録を樹立。わずか1億円の原資で、数億円から数十億円相当のテレビ・新聞露出と数百万人のフォロワーを獲得しました。獲得単価(CPA)で計算すれば、通常の広告出稿を圧倒的に凌駕する驚異的な投資対効果です。
しかし、その知名度の高さゆえに、Meta社(Facebook・Instagram)をはじめとするプラットフォーム上で前澤氏の肖像を悪用した「偽広告・投資詐欺」が激増する事態を招きました。これに対し前澤氏は、2024年にMeta社に対する訴訟提起や自民党本部への規制要請を行うなど、被害者救済とプラットフォームの社会的責任追及の急先鋒として動きました。世間を騒がせるトリックスターでありながら、理不尽な不条理に対しては司法と世論を動かして徹底抗戦する姿勢が、支持者を引きつけ離さない理由でもあります。