千住真理子が語る名器デュランティの秘密と兄・千住明との響演
千住家といえば、日本を代表する芸術一家としてあまりにも名高い。兄である画家の千住博、そして作曲家の千住明。それぞれの分野で第一線を走る兄弟だが、なかでも兄の千住明との共演ステージは、毎回チケットが即完売するほどの人気を誇る。
明が妹のために書き下ろした旋律は、彼女の奏でる音色の美しさとデュランティの特性を極限まで引き出すよう緻密に計算されている。ステージ上でのアイコンタクト一つで互いの呼吸を読み合う緊張感と親密さ。兄弟だからこそ到達できる深遠なアンサンブルは、舞台裏での絶え間ないディスカッションと互いへの深い敬意から生まれているのだ。