日本初の女性首相は誕生するのか?政界再編と次期総裁選の舞台裏
政治の表舞台での議論と連動するように、制度面からの改革も急務となっている。内閣府が主体となって推進してきた「女性活躍推進プロジェクト」などの取り組みは、民間企業や行政機関における女性の登用拡大を後押ししてきたものの、政治の中枢におけるジェンダーギャップの解消には未だ至っていない。
首相誕生の可否だけでなく、少子高齢化への対応や多様な働き方の保障といった根本的な政策課題にどう向き合うかが問われている。単なるイメージ戦略としての女性登用にとどまらず、実質的な決定権を持つ立場へ女性が参画できる社会構造を作り上げることが、今後の政権にとっても不可欠な試練となるだろう。