30代前半が熱狂した懐かしい曲!着うた世代が泣く青春ヒット名曲集
現在30代前半を迎えている世代は、アナログとデジタルの端境期を最も色濃く駆け抜けた世代です。2002年にサービスを開始した「着うた」は、2000年代中盤に爆発的な全盛期を迎えました。CDバブルが落ち着きを見せる一方で、日本レコード協会の統計によると、2000年代後半には有料音楽配信の売上高が年間900億円規模に達し、その大半を着うた・着うたフルが占めていました。
パケ死(携帯電話の通信料が高額になる現象)を恐れながら、限られた小遣いでサビの数十秒を購入し、友達からの着信音や目覚ましアラームに設定した経験は、この世代特有の原体験です。着うたの流行は楽曲の構造にも影響を与え、「イントロなしで即座に感情を揺さぶるキャッチーなサビ」「携帯電話のスピーカーでも際立つメロディライン」を持つ楽曲が次々とミリオンヒットを記録しました。
教室では赤外線通信でプロフィールを交換し合い、放課後は友達の部屋でポータブルMDプレーヤーの曲を聴き比べたあの時代。音楽は個人の所有物であると同時に、強烈なコミュニティの接着剤として機能していました。