魚の目とタコの違いとは?芯の有無で見分ける痛みの原因と正しい治し方
足の裏にできる硬い病変として混同されがちな「魚の目」と「タコ」。医学用語では、魚の目を鶏眼(けいがん)、タコを胼胝(べんち)と呼びます。両者の最大の違いは、角質の増殖する方向と「芯(角質柱)」が存在するかどうかにあります。
タコは、長期間にわたる広範囲の圧迫や摩擦によって、皮膚の角質層が外側(皮膚表面)に向かって全体的に厚く盛り上がった状態です。神経を直接刺激する構造を持たないため、触っても痛みを感じにくいか、あるいは感覚が鈍くなっているケースが大半を占めます。
一方の魚の目は、局所的な強い圧力が一点に集中し続けることで発生します。角質が皮膚の内側(真皮層側)に向かって円錐状の硬い「芯」を形成しながら深く沈み込んでいくのが特徴です。この芯が真皮層にある知覚神経を直接圧迫するため、上から押したり体重をかけたりした際に「画鋲を踏んだような鋭い激痛」が走ります。