映画『神さまの言うとおり』結末の謎と続編が消えた真相を解剖

映画『神さまの言うとおり』結末の謎と続編が消えた真相を解剖の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

映画『神さまの言うとおり』のストーリーは、突如として高校の教室に現れた「ダルマ」が始める不条理な殺戮劇から幕を開けます。映画のネタバレあらすじを振り返ると、物語は五つの過酷なデスゲームで構成されていました。

第一の試練「ダルマさんが転んだ」では、背中のボタンを押す前に動いた生徒が次々と破裂し、赤いビー玉のような飛沫となって絶命。主人公・高畑瞬(福士蒼汰)は機転を利かせてクリアするものの、クラスで唯一の生存者となってしまいます。続く第二の試練「巨大招き猫」の首輪に鈴を通す玉入れゲーム、第三の試練「こけし」によるかごめかごめゲーム、第四の試練「白熊」による嘘つき当てゲームを経て、瞬は幼馴染の秋元いちか(山崎紘菜)や、暴力への渇望をむき出しにする天谷武(神木隆之介)らと共に最終関門へ到達しました。

最終試練となったのは、空に浮かぶ巨大立方体(キューブ)の内部で行われた「マトリョーシカの缶蹴り」です。夕暮れまでに鬼となったマトリョーシカの背後にある缶を蹴らなければ全員爆死という極限状態の中、瞬は自らを囮にし、天谷が缶を蹴ることでゲームクリアを果たします。マトリョーシカは勝者たちを祝福し、「退屈だった日常に別れを告げよ」と告げてアイスキャンディーを差し出しました。

映画の生き残りとして祝福されたはずの瞬、いちか、天谷、そして高瀬翔子(優希美青)らでしたが、そこに最大の罠が仕掛けられていました。アイスの棒に書かれていたのは「生」と「死」の文字。缶蹴りをクリアしたこと自体が選別ではなく、最後のアイスを引く運の強さだけが生死を分ける残酷なルールだったのです。「生」を引き当てたのは高畑瞬と天谷武のわずか2名。「死」の文字を見た秋元いちかは、瞬の目の前でレーザーによって胸を貫かれ、光の粒子となって消滅しました。

映画『神さまの言うとおり』ラストの謎を決定づけたのは、巨大キューブの頂上で夕陽を浴びながら「生き残っちゃったね、瞬」と不敵に笑う天谷の姿と、地上からその立方体を見つめるホームレス風の男のカットです。この男こそ、原作漫画で神を名乗りゲームを主催した元引きこもりの黒幕「神小路かみまろ(リリー・フランキー)」でした。映画はまさに「本当の戦いはここから始まる」というクリフハンガーの状態で幕を閉じ、観客に強烈な飢餓感を植え付けたのです。

関連記事