紅白2021出演者一覧と曲順タイムテーブル!伝説のサプライズ総括
第72回紅白の熱狂を語る上で欠かせないのが、視聴者の予測を鮮やかに裏切った数々の生放送ギミックです。ソーシャルメディアがリアルタイムで爆発的な盛り上がりを見せたハイライトを検証します。
1. 岡山の実家からホールへ瞬間移動?「藤井風サプライズ紅白」の全貌
紅白史上に残る名シーンとなったのが、初出場のシンガーソングライター・藤井風のステージでした。当初は岡山県の実家とおぼしき和室からの生中継としてスタート。パーカー姿にスリッパを履き、実家のアップライトピアノで「きらり」を弾き語る姿が映し出されました。
しかし曲が終わると、カメラに向かって立ち上がり、そのまま歩き出す演出が挿入されます。次の瞬間、東京国際フォーラムのメインステージの扉が開き、同じラフな部屋着と緑のスリッパのまま本人が生登場。会場のグランドピアノで「燃えよ」をエネルギッシュに熱唱しました。さらに番組のフィナーレでは、紅白歌合戦2021大トリを務めたMISIAのステージに突如キーボード奏者として再登場し、自身が楽曲提供した「Higher Ground」を共演。この二重の伏線回収は、X(旧Twitter)の世界トレンド1位を独占しました。
2. 1年越しの雪辱を果たした「SnowMan紅白初出場」とBiSHの衝撃
前年の2020年、メンバーの新型コロナウイルス感染により無念の出場辞退を余儀なくされたSnow Manにとって、2021年は満を持しての舞台でした。デビュー曲「D.D.」を気迫みなぎるシンクロアクロバットとともに披露。リーダーの岩本照をはじめとするメンバー9人が見せた渾身のパフォーマンスは、SNS上で「1年越しのリベンジ完了」「最高の恩返し」とファンの涙を誘いました。
また、「楽器を持たないパンクバンド」として異彩を放ち続けたBiSH紅白歌合戦初出場も大きな波紋を呼びました。放送直前の12月24日に「2023年での解散」を電撃発表していた彼女たちは、代表曲「プロミスザスター」を魂を削るような咆哮とともに絶唱。アイドルの枠組みを破壊し続けた彼女たちの生き様を、全国のお茶の間に見せつけました。
3. まふまふのマスクオフ歌唱と日本を救ったマツケンサンバII
インターネットの歌ってみた文化・ボカロシーンから頂点へと登り詰めたまふまふ紅白出演も、時代を象徴する出来事でした。普段はトレードマークであるマスクを外し、素顔でステージに登壇。カンザキイオリの名曲「命に嫌われている。」を圧倒的なハイトーンボイスで叫び抜いたパフォーマンスは、サブカルチャーと地上波マスメディアの完全な融和を証明しました。
そして前半のクライマックスを飾ったのが、マツケンサンバII特別企画でした。東京五輪スケートボードの実況フレーズ「真夏の大冒険」をオマージュしたスキットから、金色の衣装をまとった松平健がミラーボールの下でダンサーたちと躍動。コロナ禍の閉塞感を吹き飛ばす祝祭感に満ちたステージは、全世代から絶賛を浴びました。さらに20周年の節目を迎えたケツメイシ紅白初出場の「ライフイズビューティフル」も含め、特別企画枠が過去最高レベルの求心力を発揮しました。