ハングオーバー』チャウ役は本物の医師だった?現在の姿と衝撃の真相
世界的な大ヒットコメディ『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)において、主人公たち「ウルフパック」を恐怖と混乱のどん底に叩き落とした元凶、それが国際的犯罪者のレスリー・チャウです。下品で予測不能、ハイテンションかつ凶暴という危険極まりない役柄を見事に演じ切ったのが、韓国系アメリカ人俳優のケン・チョン(Ken Jeong)です。
1969年生まれのケン・チョンは、ノースカロライナ州で育ちました。父親は大学教授という極めて厳格な教育家庭に生まれ、自身も高校を飛び級で卒業するほどの天才肌でした。その後、名門デューク大学へ進学し、名高いノースカロライナ大学チャペルヒル校の医学部(UNC School of Medicine)で医学博士号(M.D.)を取得しています。
卒業後はカリフォルニア州の総合病院「カイザー・パーマネンテ」などで内科医(Internal Medicine)として白衣を着て外来患者の診察にあたっていました。昼間は患者の命を預かる真面目な医師、そして夜になるとコメディクラブのステージに立ちマイクを握ってスタンダップコメディを披露するという、まさに異色の二重生活を何年も送っていたのです。当時のインタビュー取材によると、同僚の医師や患者たちも、彼が夜な夜なクラブを沸かせるコメディアンであることを知って驚愕していたと明かされています。