食べログ百名店の選考基準、実は点数と無関係だった?真相を徹底解剖に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
食べログが展開する主要な表彰制度には「百名店」と「The Tabelog Award(アワード)」の2大巨頭が存在します。一般読者の間では混同されがちですが、その選定プロセスやターゲット層、利用目的は根本から設計が異なります。両者の相違点を整理したのが以下の比較データです。
比較項目食べログ百名店The Tabelog Award(アワード)編集部の見解・評価選出対象ジャンル・地域別の各100店(全20ジャンル以上、延べ数千店舗)日本全国の全ジャンル(約80万店)から選ばれた約500店舗百名店は「日常の実用性」、アワードは「非日常の最高峰」を象徴する。選出方法特定日時点のレビュアースコア上位100店を完全データ抽出基準を満たしたノミネート店に対し、ユーザー投票(Gold/Silver/Bronze)を実施アワードは食通ユーザーによる「熱狂的な支持投票」が結果を左右する。客単価ゾーン数百円(パン・スイーツ・麺類)から2万円超まで幅広い2万円〜5万円以上の高級鮨、日本料理、フレンチが中心普段使いや週末の食べ歩きには圧倒的に百名店が使いやすい。発表時期ジャンルごとに年間を通じて順次発表(春〜冬に分散)年1回(毎年1月〜2月頃に一括発表)百名店は年中話題が途切れないデジタルメディア連動型の設計。予約・入店難易度並べば入れる店舗から事前予約必須まで多様新規予約不可、数ヶ月〜1年待ちの劇場型店舗が多数アワード店は一般客の予約ハードルが極めて高い。
このように、食べログ百名店とアワードの違いは、単なる上位互換・下位互換の関係ではありません。アワードが「一生に一度は訪れたい特別な体験」を称賛する場であるのに対し、百名店は「今日のお昼に最高の一杯を食べる」「旅先で本当においしいベーカリーを探す」といった生活者のリアリティに寄り添ったキュレーション基盤として機能しています。
山口 彩花
写真家・フォトエディター
グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。