麻生太郎のコートはどこのブランド?マフィア風の着こなしと仕立ての真相
政治家の装いといえば、無難なダークスーツに落ち着くのが日本の永田町における通例です。しかし、麻生太郎氏が身にまとうロングコートは、ひと目で仕立ての良さが伝わる重厚なドレープと優美な光沢を放っています。ネット上では「アルマーニではないか」「エルメスの特注品か」といった憶測が飛び交いましたが、実際の出どころは名だたる海外ハイブランドの既製品ではありません。
関係者への取材や服飾業界の定説によると、麻生氏が長年愛用しているのは、銀座に拠点を置く名門ビスポーク(注文服)店「テーラー森脇」をはじめとする、日本の熟練職人によるフルオーダーメイドです。同店は歴代の総理大臣や財界トップの服を手がけてきた知る人ぞ知る名店であり、顧客一人ひとりの骨格や立ち居振る舞いに合わせてミリ単位で型紙を起こすことで知られています。
コートに用いられている素材は、イタリアや英国から厳選された最高峰のピュアカシミヤや極細番手のウールです。一般的な高級百貨店で販売される既製カシミヤコートが20万〜40万円前後であるのに対し、名門テーラーで極上のカシミヤ生地を選び、職人が手縫いで仕上げるフルオーダーのカシミヤコート価格は、最低でも60万円から100万円以上に達します。麻生氏のコートの裏地には鮮やかなブルーやシルク素材が配されていることも多く、脱いだ瞬間や歩行時の裾の翻りにまで、注文服ならではの贅が尽くされています。