人造人間19号のモデルは実在?ベジータに怯え散った最期と驚愕の真相を徹底解説
人造人間19号を語る上で欠かせないのが、開発者であるドクター・ゲロ(人造人間20号)との特異な主従関係です。レッドリボン軍壊滅後、ゲロは孫悟空への復讐を果たすため長年研究を続けていましたが、17号や18号といった人間ベースの改造個体は強い自我を持ち、命令に背く「不良品」となってしまいました。その苦い失敗から導き出されたのが、自我を極限まで抑制し、創造主の命令を忠実に遂行する完全機械(全人工)型の人造人間というコンセプトでした。
アニメ版における声優は名優・堀之紀氏が担当。感情の起伏を一切感じさせない無機質で甲高い機械声は、不気味なピエロのような外見と相まって戦慄のホラー演出を完成させました。19号は命令に極めて従順であり、自らの肉体を改造するリスクを恐れたゲロが「唯一、自分のサイボーグ化手術を任せることができた絶対的存在」でもありました。まさに創造主の被害妄想とナルシシズムを守るための防壁として生み出された存在だったのです。
19号の頭部には機械頭脳を保護する透明なドームがあり、ここからエネルギー吸収装置を制御する信号が送られています。言葉遣いこそ丁寧で機械的ですが、戦闘中に悟空の苦悶する表情を見て薄気味悪い笑みを浮かべるなど、冷酷なサディズムのプログラムが埋め込まれていた点も見逃せません。