メロフォンとはどんな楽器?ホルンとの違いや音域・選び方を徹底解説

メロフォンとはどんな楽器?ホルンとの違いや音域・選び方を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

インターネット上の楽器コミュニティやQ&Aサイトでは、メロフォンに関して事実とは異なる誤解が散見されます。代表的な2つの俗説を検証します。

誤解1:「メロフォンはホルンが吹ければ練習なしで誰でも吹ける」

この認識は現場で最もトラブルを生みやすい誤解です。確かに楽譜の読み方は同じですが、右手によるピストンワーク、楽器のホールド角度(水平やや下向きをキープする筋力負荷)、そして何より「直接音をベルから直線的に飛ばすためのアタック感」は座奏ホルンと根本的に異なります。ホルン特有の柔らかく包み込むようなアンブシュアのままメロフォンを吹くと、野外のブラスセクションの中で音が埋もれてしまいます。

誤解2:「ドラムコーのメロフォンは昔のB♭管と同じである」

1980年代以前のドラムコーでは、G調(2ピストンや1ピストン・1ロータリー)のビューグルが使われていた歴史があります。しかし、2000年代以降のDCI(Drum Corps International)およびJMBA(日本マーチングバンド協会)の規定改定を経て、現在主流となっているのは完全に3ピストンの「F管メロフォン」です。旧式のG管ビューグルとは運指も管のテーパー設計も異なるため、中古流通しているヴィンテージ品を購入する際は規格の確認が欠かせません。

関連記事