【2026最新】寒霞渓の紅葉見頃と混雑回避術!三大渓谷美を制する極意
寒霞渓を訪れたなら、ロープウェイの車窓だけで満足して帰るのは非常にもったいない選択です。山頂エリアには、渓谷の全容と瀬戸内の多島美を同時に見渡せる特等席が整備されています。
山頂駅から徒歩すぐの場所にある寒霞渓山頂展望台には、主に「第一展望台」と「第二展望台」の2つのビューポイントが存在します。第一展望台からは、眼下にダイナミックに広がる奇岩群「烏帽子岩(えぼしいわ)」や「錦屏風(にしきびょうぶ)」を間近に見下ろす迫真のパノラマが広がります。一方、第二展望台は内海湾(うちのみわん)と穏やかな瀬戸内海の水平線を美しくフレームに収めることができ、秋の澄んだ空気の日には四国山地まで見渡せる絶景スポットです。
そして山頂を訪れた観光客の誰もが挑戦するのが、名物の「かわらけ投げ」です。素焼きの小さな小皿を断崖の上から投げ、谷間に設置された鉄製の輪(知恵の輪)の中を通すことができれば、無病息災や魔除け、大願成就が叶うと古くから言い伝えられています。風の影響を受けやすく難易度は高めですが、紅葉の谷に向かって放物線を描き吸い込まれていく小皿を見届ける瞬間は、寒霞渓ならではの爽快な体験です。
さらに、体力に余裕があるなら片道だけでも寒霞渓ハイキングコースを歩くことを強くおすすめします。整備された登山道には「表12景(片道約2.3km・約60分)」と「裏8景(片道約1.8km・約50分)」の2ルートがあります。ロープウェイからは一瞬で通り過ぎてしまう巨岩や奇岩を間近に見上げ、足元を彩るカエデのトンネルをくぐり抜ける道程は、自然の造形力を全身で味わう贅沢な時間をもたらしてくれます。