まっくろくろすけの正体と裏設定|トトロと千と千尋の違いを徹底解剖

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まず押さえておきたいのが、まっくろくろすけ 正体とその呼称にまつわるジブリ公式の設定です。劇中で「まっくろくろすけ」と呼ばれている生物の正式な種族名は「ススワタリ(煤渡り)」です。

『となりのトトロ』の劇中、草壁家に引っ越してきたサツキとメイが古い屋敷の薄暗い部屋で黒い塊を目撃した際、隣のおばあちゃんが「そりゃススワタリだな。誰もいない家に住み着いて、ススだらけにしちまうんだ」と語るシーンがあります。つまり、「まっくろくろすけ」という呼び名は、メイとサツキがその愛らしい姿から直感的に名付けたニックネームであり、妖怪・精霊としての名称が「ススワタリ」なのです。

ジブリ公式 まっくろくろすけ 設定資料や絵コンテの記述によると、ススワタリは人間が住まなくなった古い空き家や暗がりに自然発生的に集まるお化け・妖怪の一種と定義されています。日光や風通しの良い明るい空間を嫌い、人が再び住み始めて家の中に光と風が満ちると、夜のうちに天井裏や窓の隙間から次の空き家へと一斉に引っ越していきます。

トトロ劇中でサツキとメイが引っ越してきた初日の夜、煙突から空へと無数の黒い粒が舞い上がり、近くのクスノキへ飛び去っていく幻想的なシーンは、まさにススワタリたちが人間の生活の気配を感じ取って新天地へと旅立つ瞬間を描いたものです。

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