わたパチ死亡事故はデマ?販売終了の本当の理由と都市伝説の真相
身体への影響について、科学的な視点からも検証しておきましょう。わたパチの中に入っていた「パチパチキャンディ」は、加熱して溶かした砂糖液に約40気圧の高圧炭酸ガスを溶かし込み、冷却して固めることで作られています。
口の中の水分で飴が溶けると、閉じ込められていた微細なガス室が割れて「パチッ」と音を立てて炭酸ガスが放出されます。このとき発生する気体の体積はごく微量であり、人間の胃壁や食道を傷つけるようなエネルギーは物理的に存在しません。
ただし、リスクが完全にゼロというわけではありませんでした。小児科医や歯科医の見解をまとめると、以下の2点については注意が必要だったとされています。
- 乳幼児の誤嚥(ごえん)リスク:刺激に驚いた小さな子どもが息を強く吸い込み、飴の小片が気管に入って激しくむせ込む可能性。
- 目に入った場合の角膜刺激:口元で激しく弾けた際、破片が目に入って一時的な異物感や炎症を引き起こす懸念。
しかしこれらは、炭酸飲料を飲んでむせたり、スナック菓子の粉が目に入ったりする日常的なトラブルと同レベルであり、製品自体の欠陥や致死的な危険性を示すものでは決してありません。