渥美清の本当の死因とは?享年68歳・最期まで隠し続けた壮絶な闘病の真相
1996年8月4日午後5時16分、渥美清さんは東京都文京区の順天堂大学医学部附属順天堂医院で静かに息を引き取りました。渥美清 享年68歳。公式発表における直接の死因は「転移性肺がん」でした。しかし、この病魔との対峙は突発的なものではなく、5年以上の歳月にわたる孤独で過酷な渥美清 闘病生活 真相が存在していました。
取材記録や当時の医療関係者の証言によると、最初に異変が見つかったのは1991年、渥美さんが63歳の時でした。定期検診で渥美清 肝臓がんが発見され、極秘裏に摘出手術が行われました。当時、映画『男はつらいよ』シリーズは年2回の公開ペースを保っており、国民的英雄である寅さんのイメージを損なわないよう、病名の事実は松竹の首脳陣やごく一部のスタッフを除いて完全に伏せられていました。
術後も懸命な体調管理を続けながら銀幕に立ち続けましたが、1994年、非情にも病魔は肺へと転移します。渥美清さんは20代の若手芸人時代に重度の肺結核を患い、右肺の一部を切除した既往歴がありました。残された呼吸機能を維持すること自体が極めて困難な状態のなか、抗がん剤治療の副作用や激しい倦怠感と闘いながら、カメラの前では背筋を伸ばし、あの軽妙な啖呵売(たんかばい)を演じ続けていたのです。