西部警察最終回『大門死す』の真相|団長殉職と小暮課長ラストの真実
1984年10月22日、テレビ朝日系列で放映された『西部警察PART-III最終回』は、シリーズ全236話の総決算として3時間枠の特大スケールで放送されました。サブタイトルは「大門死す男達よ永遠に…」。この直球かつ衝撃的なタイトルそのものが、視聴者に凄まじい緊迫感を与えました。
物語は、国際的テロリスト集団の首領・藤崎礼次(神山繁)率いる武装組織が、日本国内で国家規模の壊滅作戦を企てるところから始まります。大門軍団は総力を挙げて立ち向かいますが、敵の圧倒的な火力と狡猾な罠により、戦況はかつてない過酷さを極めていきました。
クライマックスの激戦地において、大門圭介団長は仲間たちを安全な後方に残し、単身で敵要塞の奥深くへと踏み込んでいきます。トレードマークのサングラスとレイバンの奥に鋭い眼光を光らせ、愛銃である大門圭介ショットガン(レミントンM31ライアットショットガン・ピストルグリップカスタム)を連射。次々とテロリストを倒していくものの、敵の放つ凶弾が次々と団長の肉体を貫いていきます。
鮮血に染まりながらも前進を止めず、ついに首領・藤崎を仕留めた大門でしたが、すでにその命の灯火は限界を迎えていました。遅れて駆けつけた捜査課長・小暮謙三(石原裕次郎)の腕に抱かれた瞬間、大門の張り詰めていた表情がわずかに緩みます。小暮の呼びかけに微かな笑みを浮かべ、そのまま静かに息を引き取る団長最期の瞬間は、全国数千万人の視聴者を号泣させました。