【現地取材2026】変わりゆく「滝井新地」のリアル——路地に漂う昭和の余韻と、忍び寄る再開発の波
近年、警察当局による監視の目はこれまで以上に厳しさを増している。看板を掲げた料亭風の店舗であっても、実質的な営業実態に対する取り締まりやコンプライアンスの波は容赦なく押し寄せた。2020年代半ばにかけて廃業を決断する事業者が相次ぎ、かつての店舗網は虫食い状態のように歯抜けになっていった。
現地を歩くと、シャッターが下ろされたままの店舗が目立つ。看板が取り外され、雑草が隙間から顔を覗かせる光景は、一つの時代が終焉を告げつつあることを無言で物語っている。