謝恩会とは?卒業パーティーとの違いや服装・会費相場を徹底解説
謝恩会とは、文字通り「恩(受けた恩義や教え)に謝(感謝)する会」を指します。幼稚園・保育園から小学校、中学校、高校、専門学校、大学に至るまで、卒業・卒園の節目に開かれ、これまで指導や支援をしてくれた園長、担任教師、教授、職員らをもてなし、御礼を伝える目的で催されます。
似た時期に開催される行事との混同が見受けられますが、その本質を整理すると明確な境界線が存在します。
まず、謝恩会と卒業式の違いは「主催者」と「儀礼の性質」にあります。卒業式(卒業証書授与式)は学校教育法に基づき学校が主催する厳粛な「学校行事(公的式典)」です。一方、謝恩会は卒業生有志や保護者、PTAが自発的に主催する「私的な宴席・謝意伝達の場」という位置づけになります。そのため、学校の敷地内で行われることもあれば、ホテルやレストランなどの外部施設に場所を移して開催されることも一般的です。
次に、謝恩会と同窓会の違いは「主眼がどこに置かれているか」です。同窓会は、学業を終えて一定の年月が経過した後に、旧友や教員が再会して近況を報告し合い、親睦を深めることを目的としています。対して謝恩会は、卒業の直前直後に開かれ、あくまで「恩師への謝意の表明」が主軸であり、同級生同士の交流は副次的な要素に過ぎません。
さらに、大学生の間で混同されやすいのが大学卒業パーティーとの違いです。卒業パーティーは、ゼミやサークル、学部内の学生同士が卒業を互いに祝い合い、歓談や思い出づくりを楽しむカジュアルなイベントを指すケースが大半です。教員を主賓として招き、花束や記念品を贈呈して公式に礼を尽くす謝恩会とは、席の格式やプログラム構成において明確に区別されます。