新宿の火鍋界に異変?本場の激辛から美肌薬膳まで名店を徹底追跡
エンタメ性と味のクオリティで業界を牽引するのが海底撈火鍋だ。変面ショーや目の前で繰り広げられるカンフー麺のパフォーマンス、手厚すぎるほどのホスピタリティは唯一無二。自分で自由に調合できるタレバー(調味料コーナー)の前に立てば、誰しもが自分だけの最高の一杯を追求する冒険家となる。
日本における四川料理の礎を築いた故・陳建一氏の時代から、日本人の舌は四川のスパイスに鍛えられてきた。しかし、現在の火鍋ブームはその一歩先を行く。現地そのままの容赦ないシビれと辛さを求める客が、新宿の街に溢れているのだ。
「辛い、でも止まらない」。真っ赤な油がグツグツと泡立つ鍋に、薄切りの羊肉やシャキシャキの鴨血を潜らせる。口に含んだ瞬間に広がる痺れと旨味の奔流。これこそが、本流を知る大人たちが夜な夜な集う理由である。