胸の上の骨が痛い・出っ張る原因は?放置Ngなしこりの正体を徹底解説

胸の上の骨が痛い・出っ張る原因は?放置Ngなしこりの正体を徹底解説について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

胸の上の骨が痛い、あるいは押すと痛いという症状がある場合、骨そのものの異常だけでなく、関節や軟骨周辺の炎症が起きているケースが多く見られます。代表的な原因疾患は以下の通りです。

1. 肋軟骨炎(ろくなんこつえん)
胸骨と肋骨のつなぎ目にある肋軟骨に炎症が起こる病気です。第2〜第5肋軟骨に好発し、深呼吸、咳、くしゃみ、上半身をひねる動作などでズキッとした痛みが走ります。指で患部をピンポイントで押すと強い痛み(圧痛)が生じるのが決定的な特徴ですが、局所の明らかな腫れや赤みは見られません。

2. ティーツェ病(Tietze症候群)
肋軟骨炎と非常に似ていますが、大きな違いは患部の軟骨に明確な紡錘状の腫れやしこり感を伴う点です。第2・第3肋軟骨や胸肋関節に発生しやすく、触れると硬いコブのように感じられるため、腫瘍と誤認されて不安を抱く患者が少なくありません。強い圧痛を伴いますが、良性の炎症性疾患です。

3. 胸鎖関節炎・変形性胸鎖関節症
鎖骨の内側と胸骨をつなぐ胸鎖関節に負荷がかかり、炎症や軟骨の摩耗が生じる状態です。重い荷物を持つ習慣や肩の酷使、加齢、あるいは関節リウマチなどの自己免疫疾患が引き金となります。腕を上げたり肩を回したりした際に胸の上部に痛みが響きます。

4. 鎖骨の痛み・微小骨折
激しい運動や転倒、シートベルトによる圧迫などで鎖骨や胸骨柄にヒビが入ったり、不全骨折(疲労骨折)を起こしているケースです。日常動作での負荷が積み重なって鎖骨の痛みの原因となることもあります。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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