はちみつが白くなるのはカビ?食べられる見分け方と復活の裏ワザを徹底解説
すべてのはちみつが同じように固まるわけではありません。その違いを決定づけているのが、蜜源植物によって異なるはちみつブドウ糖果糖比率です。
はちみつの主成分は単糖類である「ブドウ糖(グルコース)」と「果糖(フルクトース)」ですが、ブドウ糖は水に溶けにくく結晶化しやすい性質を持ち、果糖は水に溶けやすく低温でも固まりにくい性質を持っています。ブドウ糖の比率が高い菜の花や百花蜜は急速に白く固まり、逆に果糖の比率が高いアカシアはちみつ固まりにくい理由は、まさにこの化学的組成の違いにあります。
また、温度変化も決定的な引き金となります。一般的に純粋はちみつ結晶化温度のピークは13℃〜14℃前後とされています。真冬の冷え込みはもちろん、晩秋から初春にかけての室温低下や、冷気が直接当たる保存環境が結晶化を一気に加速させます。なお、マイナス温度の極低温下では分子の運動自体が止まるため、逆に結晶化の進行は鈍化します。