兆や京の先は?数の単位一覧表と無量大数を超える未知の領域
現在私たちが使っている数の単位の並び順は、江戸時代初期の1627年に出版された数学書『塵劫記(じんこうき)』(吉田光由 著)によって確立されました。
当時、掛け算九九や面積の計算、度量衡などを実用的にまとめた『塵劫記』は大ベストセラーとなり、寺子屋の教科書として広く普及しました。版を重ねる中で命数法の定義も改訂され、寛永18年(1641年)の版で現在と同じ「万進法」かつ「無量大数」までの順序が決定的なものとなりました。
なお、西洋の英語圏では「Thousand(千)」「Million(百万)」「Billion(十億)」のように3桁(1,000倍)ごとに単位が変わります。日本語の「万(4桁)」と英語の「千(3桁)」という区切り方のズレが、国際ビジネスや為替換算で混乱を生みやすい根本的な理由です。