Zard『In My Arms Tonight』誕生の真相|春畑作曲と坂井泉水の秘密
Zard『In My Arms Tonight』誕生の真相|春畑作曲と坂井泉水の秘密の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
本作の音楽的完成度を語る上で欠かせないのが、アレンジを手掛けた明石昌夫による緻密なサウンドデザインと、随所に散りばめられたハードロックのエッセンスです。特にIN MY ARMS TONIGHT ギターソロ 評判は音楽ファンの間で極めて高く、春畑道哉のシグネチャーともいえるペンタトニックスケールを基調としたエモーショナルなチョーキングと流麗なレガートフレーズが、楽曲のドラマツルギーを完璧に引き立てています。
また、本作の8cmシングル盤に収録されたIN MY ARMS TONIGHT カップリング 汗の中でCRYの存在も見逃せません。このカップリング曲は作詞を坂井泉水、作曲を伝説的ハードロックバンド・BLIZARDのギタリスト兼リーダーであった松川敏也(RAN)が手掛けています。乾いたドラムビートに重厚なディストーションギターが絡み合うストレートな80年代〜90年代型ハードロックナンバーであり、タイトル通り「汗」や「衝動」を想起させるアグレッシブな坂井泉水のボーカルを堪能できるレアトラックとして、熱心なファンの間で語り継がれています。
A面で洗練された切ない哀愁ポップスを展開し、B面では骨太なハードロックのルーツをむき出しにするというこの構成は、ZARDが単なるアイドル的人気先行のプロジェクトではなく、スタジオミュージシャンの高い演奏力に裏打ちされた本格派ロックプロジェクトであったことを雄弁に物語っています。