諸見里大介とハム解散の真相|元相方・川見の現在と新喜劇ブレイク秘話
ピン芸人となった諸見里にとって、最大の転機となったのは2012年の吉本新喜劇入団でした。当時、テレビでの一発屋的な消費で終わることを危惧した諸見里は、伝統ある喜劇の舞台で自らのキャラクターを「一過性のネタ」から「普遍的な芸」へと昇華させる道を選びました。
新喜劇の舞台において、諸見里の存在は唯一無二でした。辻本茂雄やすっちー、小籔千豊といった歴代座長たちによる巧みなパスを受け、「しゅましぇん!」と謝罪する定番ギャグは劇場中を爆笑の渦に巻き込みました。滑舌の悪さを単なる欠点ではなく、観客全員が笑顔になる「愛される記号」へと完全に定着させたのです。
その功績と舞台統率力が評価され、2019年3月には吉本新喜劇の「リーダー」に就任。清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫らとともに次世代の新喜劇を牽引する中核メンバーとなり、なんばグランド花月(NGK)や祇園花月でのリーダー週公演を定期的に成功させています。2026年の現在においても、若手座員の指導や脚本へのアイデア出しなど、舞台全体の屋台骨として揺るぎない地位を築いています。