資生堂の株価回復は那須工場が握る?生産再編と投資家の注目ポイント
2019年末に竣工した資生堂の那須事業所(概要:栃木県大田原市)は、資生堂にとって実に36年ぶりの国内新工場建設として大きな話題を集めました。敷地面積約18万5,000平方メートルを誇るこの拠点には、資生堂の那須工場投資額として約350億円が投じられています。
同拠点は「エリクシール」をはじめとする中高価格帯のスキンケア製品を専門に製造する資生堂のスキンケアマザー工場としての役割を担っています。徹底した衛生管理を行うクリーンルームや最新のIoT技術を導入し、厳格な品質管理基準(ISO22716準拠)のもとで製品を安定生産できる体制を確立しました。この高品質な製造インフラこそが、世界市場で戦うための最大の武器となっています。