アリとキリギリス解散理由の真相!石井正則と塚本義孝の現在を追う
ネット上のコミュニティや検索エンジンで長年議論されてきたのが、アリとキリギリスの解散理由と「不仲説の真相」です。結論から言えば、巷で囁かれた陰湿な衝突や喧嘩別れという噂は事実と異なります。
決定的な契機となったのは、1999年に放送された三谷幸喜脚本の大ヒットドラマ『古畑任三郎』(第3シーズン)への石井の抜擢でした。主役の田村正和演じる古畑の優秀な部下・西園寺守(西園寺巡査)役に抜擢された石井は、その卓越した演技力で一躍国民的な知名度を獲得します。この抜擢を機に石井へのドラマ、映画、情報番組の司会やナレーションといった単独オファーが爆発的に増加しました。
一方の塚本も俳優やタレントとして単独の仕事をこなしていたものの、コンビとしてのネタ合わせやライブ活動を維持することは物理的に困難になっていきました。結果として2000年代半ば以降、コンビとしての活動は事実上の「無期限休止状態」に突入します。
そして2016年、活動休止状態が10年近く続いていた中で、塚本が「芸能界を引退し、一般企業でセカンドキャリアを築く」という人生の大きな決断を下します。宙に浮いた状態のまま看板だけを残すのではなく、お互いの人生に誠実にケジメをつけるため、結成22年目となる2016年12月に正式なコンビ解散が成立しました。公式発表やその後の石井の手記でも語られている通り、憎み合っての破滅ではなく、お互いの生き方を尊重した「前向きなピリオド」だったのです。