喘息発作の重症度を見極める基準|危険サインと救急車の判断ライン

喘息発作の重症度を見極める基準|危険サインと救急車の判断ラインの見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

日本アレルギー学会などの最新診療指針では、喘息発作重症度分類として「小発作(軽度)」「中発作(中等度)」「大発作(高度)」「呼吸不全(最重度)」の4段階が明確に定義されています。発作時の行動や会話の様子から、現在の重症度を直感的に把握することが可能です。

小発作(軽度)は、喉元で「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と喘鳴が鳴るものの、普通に歩くことができ、横になって寝ることも可能な状態です。会話も途切れずに行えます。一方、中発作(中等度)になると呼吸が明らかに苦しくなり、階段の昇降や歩行がつらくなります。会話が途切れがちになり、横になると苦しいため身体を起こして休むようになります。

最も警戒すべきは大発作(高度)と呼吸不全です。大発作では、苦しさのあまり横になることが一切できず、前かがみで座り込まなければ息が吸えません。一単語を発するのが精一杯で、肩や首の筋肉を使って必死に息をする「陥没呼吸」が見られます。さらに呼吸不全へ進行すると、意識が朦朧とし、チアノーゼ(唇や爪が紫色になる)が出現。喘鳴すら聞こえなくなる「サイレントチェスト」と呼ばれる極めて危険な窒息状態に陥ります。

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