青色着色料は体に悪い?青色1号の危険性や天然原料の安全性を徹底検証
食品のパッケージ裏面でよく見かける「青色1号(ブリリアントブルーFCF)」や「青色2号(インジゴカルミン)」は、石油精製時の副産物から化学合成されるタール色素(合成着色料)の一種です。「石油由来=危険」というイメージから、発がん性を不安視する声が根強く存在します。
しかし、厚生労働省や国際機関(JECFA:FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)による厳格な毒性試験において、通常の摂取量で青色1号や青色2号に明確な発がん性があるとは認められていません。体内に吸収されにくく、大部分がそのまま便として体外へ排出される性質を持っています。
一方で、「ヨーロッパでは禁止されている」という噂も一部で事実を含んでいます。EU(欧州連合)では特定のタール色素に対して注意喚起表示を義務付けるなど、日本や米国に比べて予防原則に基づいた厳しい規制が敷かれています。ただしこれは「直ちに猛毒である」という意味ではなく、各国の食文化や子どもの推定摂取量に応じたリスク管理方針の違いによるものです。